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3.11から10年。帰宅難民になる事を想定した日常

2021/03/09 16:00


はじめに。

東日本大震災の発災からもうすぐ10年が経とうとしています。震災により亡くなられた方々へ改めて哀悼の意を捧げると共に被災されたすべての方に心からお見舞いを申し上げます。

今なお復興の途上にある皆様には、1日も早く日常の生活を取り戻されることをお祈り致します。


帰宅難民になった時。安全な場所で待機し、身の安全を確保するのが望ましい

2011年3月11日午後2時46分、東日本を未曽有の大地震が襲いました。

首都圏でも鉄道やバスといった足は大混乱に陥りました。警視庁の集計によれば、都内だけでも10万人を超える「帰宅難民」が発生したとされています。

一般的に、大地震が発生した際には交通機関の復旧までは安全な場所での待機が望ましいとされています。

大地震後は液状化現象によりマンホールが道路から突起していたり、余震で建物の看板が崩落するなど、帰路までには多くの危険が潜んでいます。

今いる場所が安全ならばそこに留まるか、倒壊の危険があるビル内ならば、身の安全を確保し、暖がとれたり雨を凌げ、水を確保できる場所に一時的に避難するのが理想的です。


それでも、徒歩帰宅を選ぶ場合。起こりうる事態を把握しておこう

「自宅に病気の家族を残している」「小さな子供が一人で留守番をしている」大切な人の安否を知る術を持たないまま、不安を抱えて一夜を過ごすのは堪え難い事だったのも事実です。

その場での待機が望ましいと解っていても、徒歩での帰宅を選択した人は多くいます。

一般的に徒歩での帰宅は20キロが限界とされています。大人が早足で歩くと4時間程度で到着する距離です。

しかし、震災直後に徒歩での帰宅を試みた方々の体験談を聞くと、どの道も人で溢れかえり思うように前に進む事ができない程の混雑ぶりだったそうです。

災害後の徒歩での帰宅は通常時よりもずっと時間がかかると考え、水や食料などを持参して帰宅に臨むのが良いでしょう。



1.スマホの活用は?

震災時、東北から離れた首都圏でも殆どの携帯電話の通信が繋がりにくくなりました。家族に連絡を取る有力な手段は公衆電話でした。

その一方で、データ通信サービスは機能していたとの体験談もあります。

スマホだと地図サービスアプリを使用し自宅までの最短ルートを確認しながら歩く事ができたそうです。

また、地震関係の最新ニュースも確認が可能だったそうです。しかし、これらの通信サービスを使用するとバッテリーがあっという間に減るので

充電器の持参は必須です。

※スマホは基地局が正常に機能している場合のみ利用可能です。

2018年北海道胆振東部地震では、地震発生から約2日目で各基地局の非常用電源のバッテリーが切れスマホ事態が使用不可能になりました。


2.携帯トイレは重宝する

公園やコンビニのトイレは断水で、汚物を流す事ができず、あっという間に大小便の山となり衛生的に使用できる状態ではなかったそうです。

しかし、トイレに行く事を我慢すると、膀胱炎やエコノミー症候群になるリスクが高まります。

帰路に就く前に、ご自分が居た場所で用を足す事をお勧めします。トイレが使用不可となる場合があるので、携帯トイレを備蓄する事は大切です。

携帯トイレには、凝固剤や消臭剤等が入っているので、使用後はポリ袋で密封して持ち帰りましょう。平常時に訓練と思い使用方法を試してみると良いです。


3.スニーカーを用意しておく


ビジネススーツに革靴・ハイヒールという姿で自宅までの長い距離を歩かなければいけなかった帰宅者も多くいたそうです。

整備されている道路を短時間歩くのであれば問題がないと思いますが、そうでなければ、足ばかりではなく肉体的にも大きな負担がかかります。

定期的に訪れる場所(会社・教室・ジムのロッカーなど)に自分が履き慣れたスニーカを置いておくと安心です。


もしも、帰宅難民・遠距離徒歩帰宅者になった場合の為に

0次避難バッグを持ち歩こう

避難バックといっても用途別に3種類あるのをご存知ですか。


0次避難バッグ

いつも持ち歩いているバッグの中に常に携帯しておきたい防災ポーチです。災害が起きているその現場から安全に逃げるために、

もしくは数時間程度の避難に耐えられるように持ち歩きたい最低限の非常用品を入れておきます。


 

1次避難バッグ

災害発生直後の約3日間を自宅以外の避難所などで生活するために必要となるものです。
一般的に言われる「非常用持ち出し袋」や「避難バック」はこれに当たります。

2次避難

1週間〜2週間くらいの避難生活をおくるために必要な防災備蓄品や防災用品。

水や食料、携帯ラジオ、非常灯、ガスコンロなど長期間を生き抜く為に必要な生活用品ですのでバックには入りません。通常は自宅に備蓄しておくものです。

 

今回ご紹介する0次バッグは、実は皆さんが日常的に持ち歩いているものが殆どです。

たとえば、お水、飴などのオヤツ、除菌シートやマスク、メモ帳とペン。そしてスマホやお財布はあたりまえに鞄に入っていますよね。

そこに最低限の防災グッズをプラスすれば、防災ポーチの完成です。


1. 携帯用ハブラシ

あまり知られていないかもしれませんが、災害時のオーラルケアはとても重要です。

被災して身体機能が弱ると口腔の機能も弱ります。お口の中をキレイに保つ役割を果たしてくれていた唾液も出にくくなります。

そして最悪の場合、誤嚥性肺炎を起こしてしまいます。飲み込んだ食べ物が誤って気管や肺に入り、唾液に含まれる細菌が肺炎を引き起こしてしまうのです。

被災時でも日常と同じく歯磨きをきちんと行う事が大切です。

 

2.携帯トイレ

今いる施設が安全であれば、便座に携帯トイレのポリ袋を被せて用を済ませておくとよいでしょう。

施設内のトイレが使用できない場合は、ダンボール箱の天井に丸く穴を開けて簡易便座をつくりポリ袋を内部に入れるなど工夫をし、排泄を我慢しない事が大切です。

 

3.絆創膏

徒歩で自宅まで帰る事を選択された方は、靴擦れが起こることを想定しておくとよいでしょう。

事前に踵や足の親指などに絆創膏を貼り付けておけば、未然に靴擦れを防ぐ事ができるでしょう。

 

4.モバイルバッテリー

こちらは普段から持ち歩いている方も多いと思います。しかし、2019年2月以前に購入された商品の中には発火の恐れがある規格外のモバイルバッテリーもあります。

お手持ちのモバイルバッテリーに、電気用品安全法の省令にのっとった試験が実施された事を証明するPSEマークが表示されているかをご確認下さい。

 

5.ユニーク6年ウェット

ユニーク6年ウェットは、抗雑菌・抗ウイルス効果が期待できる、厚手の大判ウェットタオルです。身体を衛生的に保つのに役立ちます。

アルコール不使用で適度な湿り気がある柔らかなタオルですので、身体全体やデリケートゾーンにも安心してご使用いただけます。

ユニーク171ショップで購入可能です。

 

6.ペンライト

ペンライトは、自分が怪我をして動けない際に相手に居場所を教える道具として使用できます。

また、地震による広域の停電は、思っている以上に真っ暗闇なのでとても心細くなるものです。

ペンライトを水の入ったペットボトルに向けると、光が拡散されて周囲が明るくなり安心します。

そして防犯対策にも役立ちます。

 

7.ホッカイロ

季節を問わず持っておく事をおすすめします。冷たい床で一夜を明かさなければいけない場合は、寒さで体力が奪われてしまいます。

お腹や腰に貼り身体が芯から冷えてしまわないようにしましょう。

 

8.オヤツ

マスクをする事で口呼吸が増え、喉が痛くなる方も多いようです。大勢の中で一夜を明かさなければいけない場合は、就寝時もマスクを着用した方が良いでしょう。

そう考えると、のど飴は必須のオヤツと言えます。また、甘いオヤツは食べるだけでリラックス効果があります。

普段食べ慣れたお気に入りのオヤツも入れておくと良いでしょう。


自分を守ってくれる防災ポーチを常に携帯する事は、それだけで心強いものです。是非、ご自身にあった防災ポーチをご用意してみてはいかがでしょうか。

また、今回の記事で紹介した情報を参考に、実際に災害が起こった際に、自分は何を選択しどう行動するべきか。

考えるきっかけになっていただければ幸いです。

 

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